ハッブル宇宙望遠鏡で捉えた宇宙
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)は、地球上の大気の影響を受けない宇宙空間において、
活躍している人工衛星搭載の望遠鏡です。
今までに、各惑星の詳細写真、銀河系内星雲、銀河系外宇宙など数多くの撮影をし、
地球に送って来ています。
これらのうち主だったものを見てみましょう。
最近、NASAの予算削減のあおりを受け、廃棄案も出ています。(残してほしいと願っています。)
なお、以下の画像提供は、Hubble Siteで、そこから直接見ています。
太陽系
- 金星
地球に最も近い惑星。地球で見る最も明るい惑星。
- 火星
地球に最も似ている惑星。現在アメリカの無人探査機が調査中。
2003年は65万年ぶりの大接近でした。
- 火星(極冠)
ドライアイスの塊りと言われる極冠の1日の動きが分かります。
- 火星(嵐)
両極から、嵐が起こっている姿を捉えています。
- 木星
太陽系で最も大きな惑星。表面には大赤斑と呼ばれる渦があります。
有名なガリレオ衛星4個のうちのひとつである、イオ(木星に最も近い衛星)が木星に影を落としている姿です。
土星
土星の特徴は、言うまでもなく輪です。
天王星
土星と同じように、輪を持っている惑星です。
海王星
6年間の海王星の表面の変化を捉えている画像です。
冥王星
冥王星とその衛星カロン(1978年発見)です。
冥王星は地球の月より小さい天体。また、カロンは冥王星の半分程度の大きさ。
ともに、カイパーベルト天体と呼ばれる、太陽系外縁部に位置する天体のひとつとの説があります。
百武彗星
日本の百武氏が1996年発見した彗星。地球にかなり近づいたため、他の星との動きの差が良く分かる彗星でした。
シューメーカー・レビュー第9彗星
1994年木星と衝突した在りし日の彗星の姿です。
- 衝突後の木星の姿
シューメーカー・レビュー彗星が木星にぶつかった後の、木星の表面の写真です。
星雲
- カニ星雲
おうし座にあるガス星雲です。地球時間で平安時代(1054年)に超新星爆発が起こり、その後このようにガスが広がったものです。
日本の明月記という藤原定家が書き残した日記に客星という名前でその記述があり、それをアマチュア天文家の方が調べたことから、この星雲は世界的に有名になりました。
- 一角獣座の特異変光星(V838)と周りのガス
V838は赤色超巨星と呼ばれる終焉を向かえる直前の星です。星の表面は活発な活動があり、塵やガスが噴出しています。
そして、この星の明るさが変動することにより、ガスなどが照らされ、その光が地球に届く時間差で外見が変化したように見えます。
2002年5月にこの星は増光し、その周辺にあるガスなどの変化の様子を2002年5月〜2004年2月にHSTが撮影しました。
- 大マゼラン星雲の超新星爆発(N63A)
銀河系から16万光年の距離にある大マゼラン星雲の中で、太陽の50倍ほどの大きさの恒星が終焉を向かえ、大爆発を起こしました。
その最新画像をHSTが捉え、2005年6月7日に、欧州宇宙機関及び米宇宙望遠鏡科学研究所で公表。
ハッブルサイトの最新にその解説と画像が2005年6月7日に載りました。NEW
星団
- 球状星団 M15
ペガスス座方向約4万光年にある球状星団です。
球状星団は老齢の星の集まり(数万〜数10万個)であり、銀河系を広く球状に分布(銀河ハロー)しているものです。
銀河系外
- アンドロメダ大星雲(M31)
私達の銀河系宇宙のお隣にある、有名な銀河です。
アンドロメダ座の方向に見えます。私達の銀河は、少しずつアンドロメダ星雲に近づいているとの説があります。
- 子持ち星雲(M51)
りょうけん座にある、渦巻き銀河。もうひとつの小さな銀河も引き連れているので、子持ち星雲として有名です。
- 黒眼銀河(M64)
かみのけ座の方向にある、渦巻き銀河。中の暗黒星雲の配置から、あたかも黒眼(ブラックアイ)のように見えることで有名です。
- ソンブレロ星雲(M104)
おとめ座の方向にある、渦巻き銀河。銀河をちょうど横方向に見ています。
中央に暗黒帯があり、メキシコの人達がかぶるソンブレロの帽子に似ていることから、このような愛称で呼ばれています。
- 遭遇した渦巻き銀河(NGC2207,IC2163)
広い宇宙空間でも、このように2つの銀河(小宇宙)が遭遇したり、衝突することもあります。
ちょっと怖いお話しです。
- ホイール銀河
ひとつの銀河(小宇宙)が、もうひとつの銀河に衝突し、突き抜けた後に新たに銀河が形成された状態と言われています。
衝突された銀河は、ちょうど車のタイヤのホイールに似ているので、この愛称があります。
宇宙最深部
ハッブル宇宙望遠鏡画像2
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